
ヨメによるとミュージカルはエンターテイメントで、
オペラは「芸術」らしい。
そして、今日初のオペラ鑑賞に出かけた。
プッチーニの悲劇「蝶々夫人」。
会場はRoyal Albert Hall。
入ると歌舞伎座以上の高低差で、こちらの席からは役者の脳天を見ながら
鑑賞するスタイルである。
しかし、思ったよりも皆カジュアルな格好で来ていた。
始まって10分、メロディーに乗った言葉が未だ英語かドイツ語か
理解出来ない。
始まって15分、英語だと言う事は解ったが、すっかり飽きて寝る体制に入る。
1.5時間が経過、1幕目が終わる。彼女に帰ろうかと持ちかけるが、
断られる。
アイスを食べて凌ぐ事にする。
2幕目、相変わらずの動きの無さに、益々瞼は重くなる。
それにしても外国人のおしろい姿と言うのは不思議な感がする。
おしろいはやはり日本人女性のための物なのだろう。
そして、やっと終わりを迎えた。約3時間。
あまりの長丁場、苦行だ。
まぁ、彼女は満足していたようなので良しとしよう。
家族サービスサービス。
次はバレエを見たいそうだ。